こんにちは。三上みひろです。
一生懸命努力しているのに恋愛がうまくいかない。
そんなときに
「彼に本当の自分をみせていないからだよ。」
「相手に好かれようと頑張っているからだよ。もっとリラックスした方がいいよ。」
「自分のことよくみせようといい子ちゃんぶるんじゃなくて、そのままのあなたでいいんだよ。」
とアドバイスされたことはありませんか。
私はあります。
その当時は思いました
は?んなわけねーだろ!?
と。笑
「親しき仲にも礼儀ありでしょ。」
「自分が思ったことをそのまま口にだすなんて子供がすることだよ。」
「みんながみんな、本音で生きていたら大変なことになるよ。」
「どんな嫌ことがあっても笑顔で対応するのがその人の器の大きさでしょ。」
いろいろと正論っぽいものが自分の中で思い浮かんきて、アドバイスを最初は否定していました。
本音で生きてもいいのは、心が清らかな性格エリートだけ。
もしくはめちゃくちゃ何かに秀でていて、わがまま放題でも許される人だけ。
その他大勢のひとは、多少の我慢をして生きていくのがふつうでしょ。
…と思っていたんですが、それは盛大な勘違いでした。
今回の記事では
「自分の本音を話せない」「そのままの自分なんて(あまりにも酷くて)みせられない」と思っている方にむけて
あなたは自分の素晴らしさを知らないだけ!!!
というメッセージと、あなた自身があなたの素晴らしさを発見していく方法についてお伝えします。
私の過去のノート(2016年ごろのレプリカ)を使用して、解説していきます。
「ありのままの自分でいい」なんてクソバイスだと思っていた
当時(2016年頃)、私は恋愛で悩んでいました。
彼氏はいる。でも、なんだか心が繋がっている感じがしない。相手から愛されているかどうか不安。
最初はいい感じなのに、音信不通になってフェードアウトされるパターンを繰り返している。
今回もそうなるんじゃないか…。
あまりにも不安だった私は、解決方法を求めて、恋愛マニュアル本を読み漁りました。
Googleで検索して、【彼に心を許してもらうには?】【男性が一緒にいてリラックスできる女性の特徴】なんていうネット記事も読み漁っていました。
しかし、やはり同じパターンを繰り返してしまうんです。
最初は相手の方が熱心なのに、だんだんと連絡がこなくなり、デートの約束が延期になり、連絡がつかなくなり、終わったのか終わってないのかもわからないようなカタチで終了。
そんなとき、知人からアドバイスをされました。
「自分のことよくみせようと思って頑張っているからうまくいかないんだよ。そのまんまの自分でいきなよ。」
アドバイスをもらった直後は、まったく意味がわかりませんでした。
日本語なので文章の意味は理解できます。
ただ具体的にどういうことなのかがわかりませんでした。
むしろ、怒りがわいてきました。
は?そんなわけないでしょ??
他人事だと思って、綺麗事いわないでくれる???
と。笑
ノートとペン「ありのままの自分」ってなんやねん!!!怒
知人からのアドバイスがあまりにも意味不明で、さらに腹が立ちまくっていました。
そこでノートとペンを使って、モヤモヤを書き出すことにしました。
ありのままの自分をみせるってなに?そんなことして上手くいくわけないじゃん。
ありのままの自分をみせるってなに?
そのままの自分をみせるってなに?
自分の本音を我慢しないってどういうこと?
そんなわけないじゃん。そんなことしてうまくいくわけないじゃん。
ノートとペンのポイントは、頭のなかに浮かんできた言葉をどんどん紙に書き出すことです。
補足|ノートとペンの書き出し方がわからないというご質問をいただくことがありますが、「頭に浮かんだ言葉」をポツポツと書き出して、そこから紐解いていくのもアリです!
私にとって「上手くいく」ってどういうこと?
ふわっとした言葉(抽象的なことば)がでてきたら、ひとつひとつ自分の中の定義を確認していきます。
【私にとって、”上手くいく”ってどういうこと?】
高学歴、高収入な男性とお付き合いして、結婚して、なんの不安もなく暮らすこと!
自分の考え方にマルバツをつけたり、直そうとしなくてOKです。
この時点で大切なポイントは「自分がどういう価値観の世界に生きているのか」を把握することなので、ただただ書き出します。
「高学歴、高収入な人と結婚するだけが幸せじゃないよ!」等々、ツッコミたくなることはあるかもしれませんがそのまま書き出してください。笑
どうして「上手くいくわけない」と思うの?
【どうして”上手くいくわけない”と思うの?】
だって、ありえないから。
今までも高学歴・高収入な人とお付き合いしてきたけど、私はずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと頑張ってきた。
バカだと思われないように、本をたくさん読んで、マナーの教材も読んで、デートの前に勉強もして、めちゃめちゃ頑張ってきた。
それでもダメだった。まだ努力が足りないんだと思う。
それなのに…ありのままの自分でいい?そんなわけないでしょ。
自分自身と丁寧にコミュニケーションをとるイメージで、ひとつひとつ考えていることや感じていることを聞きだしていきます。
「そんな風に思っちゃダメ!」
「もっと自信もって!」
とかポジティブシンキングで乗り越えようとするのはおすすめしません。
「なぜ私はそう考えているのか?」をよく知ること。
これを大切にしてください。
どうして「ありのままの自分」だとダメだと思うの?
【どうして”ありのままの自分”だとダメだと思うの?】
だって、私、バカだもん。
学歴もないし、教養もない。品もない。
何者かになりたいけど、努力もできない。ダメ人間なの。
同じレベル同士で仲良くなるって言うでしょ。
だから、素の私とか、ありのままの私とか、そういう私を好きだと言ってくれる人もいるかもしれない…
だけど、それじゃあダメなの!
まだまだ聞いていきます。
先ほどは「ありのままの自分では上手くいくわけない」と思っている理由を聞きました。
今回は「ありのままの自分ではダメ」と思っている理由を聞いています。
本音1|私程度の人間を好きになる人はやばいと思う。
私のまんまでも私のことを好きだと言ってくれる人はいるかもしれないけど、絶対に変な人だし、しょぼいに決まっている。
そんな人のことをついうっかり私も好きになってしまったら大変。不幸になるに決まっている。
だからありのままの自分で恋愛するなんてありえない!
→こちらの内容は【体験談】恋愛に「成長し合える関係」を求めている人は要注意!で詳しく解説しています。
本音2|そのまんまの私でいたら、話題の10割が悪口なんですけど!
しかも、そのままの自分で…とか、素の自分で…とか、本音を話す…とか言うけどさ。
そんなことしたら…
私、悪口と文句と愚痴と不平不満しかでてこないよ!!!
相手に対する文句とか、仕事に対する文句とか、社会に対する文句とか、そんなことしか頭にないもん。
恋愛マニュアルやネットの恋愛記事を熟読していたので
- 不平不満が多い人
- 他人のせいにする人
- 悪口や愚痴が多い人
- ネガティブな人
が不人気なのはわかっていました。
そこで「明るく!」「ポジティブ!」「楽しい会話!」を心がけるわけですが…
そんな話題、当時の私にはない。
だって、心の中は不平不満でいっぱいで、心から楽しいことなんてないんですもん。
趣味もないし、仕事もつまらない。毎日、不安と不満でいっぱい。
頑張って口を閉じなければ、文句が口から溢れ出してしまいそう。
なんとかポジティブを取り繕うものの、口からでるのは本音とは違う薄っぺらい言葉だけ。会話も弾みませんってもんですよね…。
こんな状態であれば「ありのままをみせる?ムリムリムリ!」と思ってしまうのも、ある意味あたりまえですよね。
本音3|本音で話すと相手のことをクソメソに言ってしまいそう!
相手を褒めようとか、相手のいいところを見つけようとか、ポジティブに考えようとか…
そうやって強く意識して、頑張っているから相手のことを褒めることができるけど…
本当は頭の中は文句でいっぱい!!!!
「ありえない…」「きもい…」ってめっちゃ思っているけど、我慢して相手に合わせているんだよ。
それでも上手くいかないの!頑張って相手に合わせていても、それでもダメなの!!
それなのに「本音を大事にする」とかムリでしょー!!!
「本音で話す」が許されるのなんて、本当に心がキレイな人だけだよ。
恋愛マニュアルや恋愛記事を読み漁っていたので
- 相手を否定しない
- 相手を褒める
- 相手を肯定する
- ありのままの相手を認める
これらが大事であることはわかっていました。
そしてさらに、【結婚できない女性の特徴】というネットの記事だったか、恋愛マニュアルだったか忘れちゃったんですが…
- 減点方式で相手をみる女性はやばい
- ダメなところばかり探す女性はやばい
- 自分のことを棚に上げて、完璧な相手を探そうとする女性はやばい
という情報に影響を受けて
どんな男性でもいいところをみつよう!
変なところやダメなところは誰にでもあるから、そこは目をつぶろう!
そもそも私なんかが、相手のことをどうこう言っていいわけない!
と思っていたので、相手のことを頑張って褒めまくっていました。
だけど内心は「…ありえない。」「なんでそうなるの。」「きもい」と思っていたので、本音なんて怖くていえるわけないんですよね。
この当時の私にとって
ありのままの自分=不平不満でいっぱいになっている自分
本音を話す=相手のことを「きもい」と思っている。そのことを明けること。
だったのです。
そんな状態で「ありのままの自分をみせる?そんなことしていいわけないじゃん!」となるのは当たり前なのです。
だって、そんなことしていいわけないから。笑
冷静にツッコミ!その前提を疑えよ!!
ノートに自分の考えを書き出していくうちに、あることに気がつきました。
「本音で話す」が許されるのは、心が清らかな人だけだよ。私の心はドロドロに汚いから、本音なんて話せないよ!
と思っていたけど…
そもそも「心がドロドロに汚くなるような状況」に自分を置いているのが問題なんじゃないだろうか???
「心が汚いからみせられない」ではなく、「本音で話しても大丈夫な心の状態」になればいいだけなんじゃないの???
ハッピーな言葉しかでてこないような、そんな状態になればいいんじゃないの!?
ということに。笑
この頃は、嫌なことを嫌といえず、我慢するのが当たり前でした。だから【本音で話す=我慢していた不平不満をいう】という前提になっていたんです。
でも、日常がハッピーで楽しいことだらけだったら、【本音で話す=嬉しいとか楽しいとか感じたことを話す】になりますよね!
1. 自分のことを好きじゃないと幸せになれないじゃん!
【私のまんまでも私のことを好きだと言ってくれる人はいるかもしれない。でも、絶対変な人だし、しょぼいに決まっている!】
私が私を愛さないと、他人から愛されても受け取ることができないのでは…!!
→こちらの内容は【体験談】恋愛に「成長し合える関係」を求めている人は要注意!で詳しく解説しています。
2. 悪口ばかりいいたくなる状況にいつづけているのがおかしい!
【私の発言、悪口しかでてこないよ】
あれ、でもさ…
悪口や文句しかでてこない環境にいるのがそもそもおかしいのでは???
自己啓発本を読みまくっていた影響で「不平不満を口に出してはいけない」と思い込んで、不満を我慢していました。
今になればわかりますが「不平不満があるなら、その状況をなんとかすればいい」という意味なんですよね。
不満な状況をどんどん改善していけば(もしくは避ける)、愚痴なんてでてこないのが当たり前。
「不平不満を口に出さない」はただの結果なんですよね。我慢しているわけでも、忍耐強いわけでもありません。
私はこのあと、自分の部屋を整えたり、職場で理不尽なことには理不尽だと言ったり、いますぐできる「日常の不満」を減らし始めました。
そして、当時は副業でしたが、自分で事業をはじめたりもしましたね。
不満のでる状況を改善し、自分が楽しいと思える日常をつくりはじめました!
3. 頑張って相手のことを好きになろうとしているのがおかしい!
【相手を褒めようとか、いいところをみようとか、ポジティブに考えようとか思っているから相手のことを褒められるけど。本当は頭の中は文句でいっぱい!!】
これも…!!
頑張らないといいところを見つけられないような相手と、どうして私、付き合っているんだろう…。
幸せとは…?
「恋愛に我慢はつきもの」と思っていたんですよね。
完璧な人なんていないし。私だって完璧なわけじゃないし。
相手の嫌なところを受け入れて、それを乗り越えてこそ恋愛!
相手に対して不満があるのは、私が未熟な証拠!!
…と思っていました。笑
会話するだけでイライラするのに「でも…いいところあるし!色々な考え方の人がいるよね!」と受け入れようとする努力は無駄だったなと今になると思います。
恋人や人生のパートナーは自由に選べるのだから
- ストレスなく話せる
- 一緒に話していて楽しい
- 褒めたくなるところがいっぱいある
そんな相手を選べばいいだけでした。
大切なのは「ありのままの自分で生きていける」ように自分と、自分の環境を整えることです。
「他人を褒められないのは、自分に対して厳しすぎるから。」という場合もあります。
これはまた別記事で解説しますね!
まとめ|あなたは性格ブスではない!ありのままで大丈夫!!
恋愛、さらにいえば婚活で大切なのは「ありのままの自分」を愛してもらうこと。
「ありのままの自分」を愛してもらうには、まずは自分が「ありのままの自分」をみせていく必要があります。
ただそれはすごく怖いと感じる方も多いと思います。
- ありのままの自分を好きになってくれる人なんているの?
- ありのままの自分を好きになってくれる人がいたとしても、その人って趣味が悪いし、程度の低いやばい人なんじゃないの?
- ありのままの自分を見せるって…こんな性格ブスな自分を?不平不満撒き散らして、相手を嫌な気分にさせていいってこと?
こんな不安が湧いてくると思うんです。
①、②については、【体験談】恋愛に「成長し合える関係」を求めている人は要注意!で詳しく解説しています。
③については、まず自覚して欲しいのが
あなたは性格ブスではない!!!
あなたは性格ブスではない!!!!
「性格ブス」になってしまう状況があるだけです。
ここすごく大事です。
あなたは性格ブスではなく、性格ブスになってしまう状況があるだけなんです!(大事なことだから2回言いました)
でも、自分で自分のことを「私は性格ブスだから」と決めつけてしまうと、不平不満がある状況を当たり前だと思ってしまいます。
性格ブスになる状況を「当たり前」のものと感じてしまいます。
だからその状況を疑うことも、環境を変えようとすることも、行動を変えようとすることもできなくなってしまいます。
あなたは性格ブスではない!!!
本来のあなたは、
ありのままの本音で暮らしていても「幸せ〜」とか、「ありがとう〜」とか、「嬉しい〜」とか、そういう言葉が自然と口から溢れでてしまうような人のはずです。
それを忘れているだけ!
自分自身をまずは豊かにしましょう。幸せで満たしていきましょう。
そうすると意識して頑張ってとりつくろわなくても
- 相手を褒める
- 相手を肯定する
- ありのままの相手を認める
なんていうことが当たり前になっていきます。
ありのままの自分で、それができるようになっていくんです。
応援しています!
三上みひろでした。