新型コロナウイルスのこれ以上の感染拡大を防ごうと、世界各国でロックダウン(都市封鎖)が実施されています。
2020年4月1日現在、日本は「今この時点で緊急事態宣言を出す状況にはない」とのことですが、今後どのようになるかはわかりません。
ロックダウン(都市封鎖)発表後はパニックによる食糧品の買い占めが、その後数日間は物流混雑によって食料品や生活用品は品薄になる可能性があります。
平穏なうちに「買い忘れはないかな?」と点検してみましょう。
ロックダウン(都市封鎖)が実施されないとしても、感染者が増えればお買い物での感染リスクは高くなるよね。
食糧備蓄をすると外出の回数が減るから、感染の危険から身を守ることになるよ!
もくじ
パンデミックに備えた食糧備蓄のポイント
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためには、不要不急の外出は控えることが重要です。
食料品の購入は「必要な外出」ではありますが、ひとりひとりが意識して出来る限り外出を減らすことで感染拡大を防ぐことになります。
そこで農林水産省は“水と熱源を除く食料は2週間分程度を備蓄することが望ましい”としています。
- 食糧備蓄は2週間分以上が推奨されている!
- ガス・電気・水道などのライフラインは使える!
自然災害用の食糧備蓄とは状況や目的が違うところがポイント!
冷蔵庫や冷凍庫が使えるから、食糧選びの幅が広くなるよね。
我が家の食料備蓄リスト
家族構成やライフスタイルによって必要な備蓄量は異なります。
- 30代夫婦ふたり暮らし
- ふたりとも在宅ワーク(1日2食+おやつ、晩酌)
- 2ヶ月分の食糧備蓄
農林水産省では「2週間程度の備蓄が望ましい」とのことですが、我が家は念には念をということで2ヶ月分以上の備蓄をしています。
新しいウイルスによる感染症の流行周期(流行開始から流行が落ち着くまでの期間)は、最低でも2ヶ月と考えられています。
その期間はウイルスとの接触を極力減らすため、不要不急の外出を控えることが重要です。
また一時的に買い占めパニックが起きて、食品や日常生活用品の品薄が起きたとしても2ヶ月分の備蓄があればあわてずドーンと構えることができます。
大切な人が困っていたらおすそ分けすることもできるかもしれません。
野菜が不足していれば計画的に家庭菜園を始めて、2ヶ月後には収穫することができます。
そこで我が家はちょっと多めですが2ヶ月分の備蓄をすることにしています。
主食|日常使いできるものを多めにストック
主食はローリングストック方で備蓄管理をしています。
このリストは最低ラインなので、食べたら買う!食べたら買う!と日常的に買い足しています。
- お米(7kg)
- 玄米(2kg)
- 乾麺(うどん、そば、そうめん 各250g程度) ×7
- パスタ(700g) ×2
- お餅(1kg) ×1
- 小麦粉(1kg) ×1
- 強力粉(1kg) ×1
- シリアル(400g) ×4
- ホットケーキミックス(600g) ×2
強力粉はパンに、小麦粉はお菓子や手打ちうどんに使います。
籠城生活は時間だけはたっぷりあります。時間セレブです。
手作りごはんに挑戦してみるのも楽しいと思います!
タンパク質|調理しやすく保存がきくものを選ぶ
- 魚肉ソーセージ ×12
- 缶詰(魚) ×46
- 缶詰(肉) ×8
- ミートボール ×1
- サラミ ×1
- 焼き鳥 ×1
- サラダチキン(110g) ×2
- 乾燥卵(1kg) ×1
- 冷凍肉(200g) ×5
- 冷凍ベーコン(400g)
缶詰だけをそのまま食べる毎日だと3日目で飽きてきます。4日目には胸焼けがしてきて、5日目には食欲が落ちてきます。6日目には生きる気力を失うことになるかもしれません。
そこで、タンパク源は調理によって味を変えられる食材を用意してみましょう。
味を変えることで、ストレスのない美味しい籠城ライフを楽しめますよ!
野菜|冷凍庫の活用がポイント
- 切り干し大根(70g) ×10
- トマト缶(ホール) ×10
- トマト缶(カット) ×4
- マッシュルーム缶 ×1
- 大豆缶 ×1
- スイートコーン缶 ×1
- とうもろこし真空パック(100g) ×8
- たけのこ水煮 ×2P
- 冷凍野菜(ほうれん草、キャベツ、人参、オクラ、茄子、いんげん)
- 冷凍きのこ(しいたけ、舞茸、えのき茸、エリンギ、しめじ)
- 青汁(364g)
食料備蓄で一番悩まされるのが野菜の備蓄。
現在は生の野菜を購入し、自分で冷凍保存するスタイルに落ち着きました。
保存可能期間は1ヶ月ほどですが、頑張れば2ヶ月くらいはいけるのでは…と期待してます。
また、どうしても野菜が手に入らない場合、そんな最悪の事態を想定して青汁も用意してあります。
豆・乳製品|手づくりという手もある
- 調整豆乳(1000ml) ×4P
- 無調整豆乳(1000ml) ×3P
- ロングライフ牛乳(200ml) ×21P
- ロングライフ豆腐 ×12P
- 全乳粉(1kg) ×1P
- 高野豆腐 ×4P
- 黒豆 ×2P
- 小豆 ×1P
ロングライフ豆腐(6ヶ月ほどもちます)もオススメですが、大豆固形分10%以上の豆乳とにがりがあれば豆腐が手作りできます!
飲んでもよし。固形にしてもよし。な豆乳を備蓄しておくと便利だと思います。
レトルト食品|お楽しみ感覚で選ぶ
- レトルトカレー ×17
- レトルトおかゆ ×6
- ミートソース缶 ×2
- パスタソース ×6
- インスタントラーメン ×5
調味料|新品ストックを切らさないようにする
- 砂糖
- 塩
- 醤油
- 味噌
- 酒
- みりん
- ごま油
- オリーブオイル
- サラダ油
- マヨネーズ
- バター
- 乾燥麹
- 鶏ガラスープの素
- ほんだし
- コンソメ
非常事態のさいに、物流がどうなるのか、生産力がどうなるのか疑問があるので多めにストックしてあります。
調味料を豊富に用意しておくと、食材は同じでも味にバラエティがでて、飽きずに楽しめますよ!
ちなみに我が家は『お塩』を複数銘柄用意しています。
アルコール・嗜好品|長期戦だからこそ備えよう!
- ビール(350ml) ×12
- 梅酒 (1000ml) ×2
- ウィスキー(700ml) ×1
- インスタントコーヒー(300g)
- 紅茶パック
- 果物缶 ×10
その他|食事に変化をつけるスーパーサブ
- はるさめ ×1
- お麩 ×1
- とろろ昆布 ×1
- あおさ
- 乾燥お味噌汁の具
- 鰹節パック
- にがり
- ドライイースト(50g)
まとめ
外出制限などによって自宅で過ごす時間が長くなると、食事は大切な娯楽のひとつになります。
- カロリーや栄養素を考慮した生きるために必要な食事
- ホッとしたり笑顔になるような気分転換のための食事
この両方を意識して備蓄することが大切です。
我が家は夫とふたり、映画を観ながら晩酌するのが日々の楽しみなので、アルコール類はばっちり備蓄してあります。笑
いつもよりも制限がある毎日で息がつまることもあるかもしれません。
日々の生活に楽しみを見つけながら乗りきっていきましょう。