こんにちは。三上みひろです。
【記事の内容】
質問:夫がお金を稼ぐことに積極的でありません。どうやらお金のブロックがあるらしく「今で十分」というタイプです。楽しくお金を稼いでもらうにはどうしたらいいでしょうか?
回答:お金を稼いだあとのことを考えて、最高にウキウキしてもらう。自然と「稼ぎたい!」と思うようになるスイッチがあるのでそこを探します。もしくは自分で稼ぐのもアリ!
このような相談を送ってくださる人の多くは、「男性は女性のために頑張りたい生き物なんじゃないんですか?」という考えがあったりします。
女性は男性のために頑張りたいもの!というのは一旦捨てましょう。
そこにこだわり続けると状況は何も変わりません。
「男性は女性を喜ばせたい」…世の中のパートナーシップや恋愛本にはよくある論説です。
しかし、それは本質的ではないと思います。
人は皆、自分の望むもののためなら頑張れるんです。
お小遣い額は本人に決めてもらう
男性であろうと、女性であろうとパートナーを稼ぐ人にするのは簡単です。
誰にでも欲求スイッチがあるので、そこをポチポチと押すだけ。
一番簡単なのはお小遣いの金額を本人に決めてもらうこと。
家計管理の具体的方法は、その家によって違うと思います。
もしお財布をひとつにしてお小遣い制ならば、お小遣いの額は本人の希望に沿うようにします。
我が家は夫婦別財布です。
分野ごとに支払い担当者を決めています。個人資産については適宜報告しあっています。
ただし!
「その額は現実的にちょっと苦しい…」
という場合もあると思います。
その場合、どうしたらいいか?無理にでも渡した方がいいのか?
いいえ、無理する必要はありません。
現状を説明して理解してもらいましょう。
そして『こういう状況になれば、あなたの希望額叶えられると思う』と提案します。
「自分次第で人生の状況は変わるんだ!」という実感を掴んでもらうことが大切です。
相手のお小遣いの使い方を一緒に喜びます。
そしてもうひとつ大切なこと。
相手のお金の使い方をコントロールしようとしないことです。
あなたからすると『なんでそんなものにお金使うの?』と謎のものであっても、本人がニコニコ笑顔であれば『楽しそうだね』『よかったね』と声をかけます。
買ったものがどうこうよりも、それを買ったことでパートナーがどんな感情なのかが大事です。
この記事とも関連していますが、時間やお金の使い方をお互いに自由にしていきます。
自分次第で人生をコントロールできるんだという感覚をここでも掴んでもらうことが重要です。
趣味を持つことは一見お金の無駄に思うかもしれませんが、巡り巡って金銭的にも豊かになっていきます。
ちなみに私も夫も趣味があります。
それもかなり時間とお金も費やしているガチ勢と呼ばれるタイプです。
夫からお小遣いアップの交渉があっだ場合はもちろん賛成します。
お小遣いアップ、もちろんすぐに難しい場合もあると思います。
その場合は無理しません。
状況を説明し、『こうなればお小遣いアップできると思うよ』という具体的なプランを話し合います。
家計全体の節約なのか、ライフプランの見直しなのか、副業を始めるのか。
選択肢はご家庭で違うと思いますが、お金を増やすための話し合いをします。
我が家のお金の合言葉は「ちゃんと好きなことにお金使えてる?無理してない?」です。
我慢は百害あって一利なし。
一時的な節約にはなっても、長期的にみたとき収入アップにはつながりません。
なぜなら「稼ぐ意欲」を奪ってしまうからです。
収入をアップさせるのは簡単です。
「本当に本当に本当にお金欲しい!」
「今の収入だと、人生楽しむのにちょっと足りないわ」
そう腹の底から思えるようになると、人は勝手に稼ぐようになります。
「本当にお金欲しい」というのは、言い換えると
お金を使って◯◯したい!!!!!
そういうことがあるということなんですよね。
これがないと人はお金を稼ぐ動機がないので稼ごうとしません。
だってお金、必要ないですから。笑
私たちはやりたいことをやるためにお金が欲しいんです。
やりたいことやって、もっと楽しくなりたいからお金が欲しいんですね。
「もっとお金欲しい!!」
「もっとお金を稼いで◯◯したい!!」
そういう気持ちが強くなればなるほど、人は自然とお金を稼ぐようになります。
夫から「働き者だよね」とよく言われます。(朝3時から活動しているからかな?)
仕事自体がおもしろくて好きだということは大前提として、叶えたいことがあるというのが大きいですね。
朝3時台に起きて勉強&仕事していますが、それ自体が楽しいことはもちろん、その先の未来にワクワクしているから続けられています。
「○○したい!」という想いは人を動かします。
ということは反対に…
「お金を稼いで◯◯したい!!」
「もっと人生楽しみたい!」
という気持ちを奪えば奪うほど、人はお金を稼ぐ意欲がなくなります。
ちなみに「お金を稼ぎたい動機」は義務感や建前では無理です。
- 父親だから
- 母親だから
- 結婚したから
- 男だから
- 女だから
これだと動機として弱いんですよね。
もちろん「妻に贅沢させることが人生の喜び」というタイプだったり、「子供のために働くことが人生の喜び」というタイプは別です。
そういう方もいらっしゃると思います。
でももし今、相手が無気力系なのだとしたら、残念ながらそれはモチベーションにはならないということです。
理想としては「私を楽しませたい!」という欲求でお金をザックザク稼いで欲しいと思ったとしても、今の現実そうじゃないのだとしたらそこを認める必要があります。
夫の趣味を応援し、むしろ協力するようになったら収入が上がりました。副業収入を増やす方法を具体的に考え、実行し、収入をアップさせています。
しかも、これは意図していなかったんですが、お小遣いをくれるようになりました。「いつもありがとう」といって突然くれます。
【なにで喜びを感じるか】は個人の価値観によるのでコチラではコントロールできません。
まずは、パートナー自身の喜びを満たすためにお金をザクザク稼いでもらったらいいんです(●´ω`●)
パートナーがお金への意欲が弱いタイプだと思ったら、欲求のスイッチを探るのがいいですね!
そしてこれは、自分自身にも同じことが言えます。
パートナーに稼いでもらうことを期待するよりも、自分自身が稼げる人間になっちゃった方がはやいこともあります。
その場合もやることは同じ。
まずは自分の欲求を刺激して、動機を強めてみることをおすすめします^^
応援しています。
三上みひろでした!