人間関係・コミュニケーション

他人から嫌われるのが怖い人へ。顔色を伺って得られるものをリアルに考えてみる

こんにちは。

三上みひろです!

人間関係のご質問は本当によく頂くのですが

  • どういう状況で
  • どういう存在の人に
  • どう思われたくないのか

でちょっとずつ対応が変わってきます。

三上みひろ

心の奥で「怖い」と思っていることが微妙に違うのでね。

人間関係に苦手意識がある人は「いつ」「どんな状況で」「どんな人」といるときに「どんな振る舞いをしてしまうのか」を書き出してみるといいですね。

私は人間関係にかーなーり苦手意識を持っていました。

しかしノートに書き出して、自分が本当に怖いと思っていることと向き合うにつれてだんだんと悩みはなくなっていきました。

人間関係やコミュニケーションについては、立ち振る舞いやマナー、言葉遣いや気遣いのノウハウ本が溢れていますよね。

でもそれよりも「苦手意識の大元」と向き合うのが大事です^^

私はおおよそ4段階を経て現在の状態に至りました。

誰にも嫌われたくない期(どうせ私は嫌われる期)

本当は寂しい。

でも「どうせ嫌われる」と思っているから仲良くできない。

どうせ嫌われると思っているので、「それなら最初から仲良くしなければいい」と思ってしまう。

私、変わっているんで!(ドヤ)が伝家の宝刀。

人間関係を構築できないし、仲良くなると面倒くさいと感じて自ら離れてしまう。

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この時期を抜け出すのは「どうせ嫌われる」と思って、わざわざ嫌われるようなことをしていると自覚することが大切です。

本当は嫌われれたくないのに「どうせ嫌われる」と思っているから、「それならさっさと嫌いになって!」「はやく嫌いになって!」「ぬか喜びさせないで!」と思っています。

仲良くなった人たちから嫌われたくない期

自己肯定感が少しずつ高まってきて、本音を話せるようになる。

心許せる友人ができるようになる。

が、今度は彼女らに嫌われたくない。

結果、勝手に我慢して、最終的に爆発する。

三上みひろ

他人に心を許せるようになる。これまでの寂しさの反動と経験不足から距離感がおかしくなる。

距離感がおかしいことは自覚できているけどどうしたらいいのかわからなく、「とりあえず肯定しよう!」となりYESしか言えなくなる。ここを抜け出すには「Noを試しに言ってみる」のが大事。

尊敬している人から嫌われたくない期

「この人、すごい!!!」とめちゃくちゃ尊敬して崇拝している相手から嫌われたくない。

ガッカリさせたくないし(相手はそんなこと考えてもいないと思うが)、期待に応えたいと思う。

友人の前や家族の前、パートナー の前だと自然体なのに、なぜかこのカテゴリーにはいっている人の前だけではうなずき人形のようになる。

三上みひろ

自分の考え方や存在にまだまだ自信がない。誰に認められているか、どんな人の考え方と同化できるかによって自分の価値が決まると思っている。

口癖は「私の友達にすごい人がいて」「○○さんが△△って言っていた」。本やSNSの情報を鵜呑みにして自分で考えたかのように話すのも特徴。

ここを抜け出すには勉強して、自分の考え方の軸を作ることが効果的。

自分の人生にしか興味ない期

誰にどう思われるかよりも、自分の人生の方が大事!

自分の時間をどう充実させるかにしか興味ない!

ただし、誰と仲がいいかでは自分の価値は決まらない。

自分が仲良くしたいと思った人とは仲良くする。

三上みひろ

ようやくここまでくることができました。

ここまでくると求めてもいないアドバイスなども華麗にスルーできるようになります。いちいちモヤモヤすることもなくなります。

他人に嫌われないように生きても、好きなように生きても、嫌われる人には嫌われるし、好かれる人には好かれます。

それよりも何よりも、

嫌われないように生きることで手に入るものは、ご機嫌を取れば仲良くしてくれる相手だけ。

それって本当に欲しいものでしょうか?

自分の人生を構成する人間関係がそんな構成でいいのでしょうか。

人生は80年しかないのにそんなことにエネルギーを使っていていいのでしょうか。

本当はご機嫌なんて取らなくても(むしろ取らないほうが)楽しい時間を過ごせるかもなのにわざわざそのチャンスを自分でぶっ潰してもいる。

嫌われたくない。

できれば好かれたい。

気持ちはめちゃくちゃわかるけど!!!!

その結果、自分の人生に何がもたらされるのかをリアルに考えてみてほしい( ^∀^)

なるほどわかりました。
それで、そのステップを踏むためにはどうしたらいいんですかね?

やることはざっくりと2つだけ。

人間関係を心地よくする2つのこと

嫌われるのが怖い。孤独になるのが怖い。存在を無視されるのが怖い。

これが人間関係を窮屈にしています。

そこでその恐怖心を緩めると自由度がぐんと高まります。

①家族との関係性をよくする

自分の両親でもいいし、結婚しているのであればパートナーでもオッケーです。

家族との関係性がよくなれば、

最悪、友達いなくても大丈夫〜

自分が一緒にいて楽しい相手だけでいいや〜

となれます。

執着がないから、結果として心許せる友人にも出会いやすい。

三上みひろ

人間、孤独が一番怖いんですよね。

反応がない、存在を無視されるのが一番怖い。だから無視されるよりはマシ!…と嫌われるような行為をわざわざやってしまう人もいるくらいです。

安心できる場所をつくると人はそれだけ自由になれます。

とはいえ!!

…私、親が毒親でそれが無理なんです(;ω;)

という方もいらっしゃると思います。

そういった場合は、②をやってみてください。

②ありとあらゆる手を使って自分を大切にしまくる

時間、お金、エネルギーを使って、自分のことを喜ばせまくります。

両親にやってほしかったこと。

彼氏がいたらやって欲しいこと。

友達にやってもらいたいこと。

他人からかけて欲しい優しい言葉。

まずは全て自分で自分にやってあげましょう。

洋服を買ってあげてもいいし

エステや美容室で自分を綺麗にしてあげてもいいし。

美味しいご飯を食べに行ってもいいし

自宅のキッチンを充実させて手料理を楽しんでもいい。

かわいいね。愛してるよ。大好きだよ。大切だよ。

そういう言葉を自分にかけてあげるのもとても大事です。

でも言葉だけじゃなくて、実際にお金や時間を使った行動で示すとなおよしです。

人間関係に苦手意識持っている人は、自分との関係がまず拗れている場合が大変多いんですよね。

スネにスネてスネまくっているから、言葉だけだと響かないことも多々あります。

拗ねているから「どうせ口だけでしょ!ケッ!」みたいに受け取ってくれないんですよね。笑

だから実際に、お金・時間・エネルギーを使って自分を大切にしてみましょう。

本当の本当の本気で自分は自分を大切に思っているということを伝えましょう!

そうやって自己愛を高めまくっていくと

「なんか無理してまで好かれようとするの意味ないかも」

「好かれようとする行為自体が自分のこと大切にしてない」

と感じるようになります。

感じられるから(キャッチできるから)、やめよ( ̄∇ ̄)となります。

無駄なエネルギーを使って自分を消耗させる人間関係をやめよう!と腹の底から思えるようになります。

いくら頭の中で

「嫌われても大丈夫」

「何をしても何をしなくても嫌う人・好きになってくれる人はいる」

「批判と称賛は半々」

と理解しようとしても…怖いもんは怖い。笑

だから無理に頭でコネコネコネコネ

「他人からどう思われるかを気にするのをやめよう!」と頑張るよりも

自分が一番大事と思えるようになるくらい、普段から自分を大切にする習慣を身につけていくにエネルギーを注ぐといいのです。

そうすると自然と消耗する人間関係をクリアにしていくことができます。

応援しています。
三上みひろでした!

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三上みひろ
これから書きます