こんにちは。
三上みひろです。
「私に強みなんてないよ」
「私に長所らしい長所なんてないよ」
「ダメなところはいっぱいあるけどさ」
そんな風に自分の強みがわからず、自分の存在に自信がもてなくなっている方に向けてのメッセージです。
あなたの「強み」は過去に大人に怒られたところ

自分の才能や強みというのは、子供の頃、両親や学校の先生等々から「あなたのそこがダメだよ!」と言われていたところだったりする。
例えば私のはなしですが。
子供の頃から親戚のおじさんなんかに
「子供なのに妙に説得力のある子だな」
と言われる、意見と理由をセットでバンバン言う子でした。
小学生の頃にはその特徴がさらに強化され、学級会や学年会でもバンバン意見をいうし、ストレートに思ったことを言いまくっていました。
で、そうなると、一部の子供達が先生にこういうわけです。
「みひろちゃんが意見をいうと、みんな賛成しちゃうから何も言えなる。」
そうしたら、当時の担任の先生から
「みひろちゃんのそういうとこは直さないといけない。」
「みひろちゃんは他人を怖がらせているんだよ。」
と言われましてしまったんですね。
ええええええー(´⊙ω⊙`)!!!!!?
私の意見があるから言えないっておかしいでしょ。
とめちゃめちゃ思ったんですが、所詮は小学生。
大人が正しいと思ってしまい、【私のそういうところはダメなところなんだ】と思うようになってしまいました。
「私は気をつけないと、他人を怖がらせてしまうんだ」
「私が意見をいうと、他の人が嫌な思いをするんだ」
と強烈な思い込みをもってしまうようになったんですね。
その後からは、色々気をつけました。
でも気をつけても、言葉の圧は漏れ出しちゃうし。
言いたいことは言いたいし。
言わないように押さえつけて、我慢して。でも、結局言っちゃったりして、後悔して自分を責めて。挙動不審になり。
しまいには自分がイジメられたり、精神病んだりして。
すごく疲れたから他人と関わることやめて。
言葉のストレートさや、人付き合いの不器用さがすごくコンプレックスだし、ダメなところだと思うようになりました。
でも、これって本当に
私のダメなところ
だったんでしょうか。
もちろん先生のことを批判したいわけではありません。
学校教育に文句を言いたいわけでも、日本社会の文化に文句を言いたいわけでもありません。
どんな状況でも「あなたのそこがダメだよ」と言われる可能性はありますからね。
だからこそ、「正しく考える癖をつけよう!」という話をしたいんです。
で、話を戻します。
私が意見をバンバン言うのは「直さないといけない悪いところ=短所」だったんでしょうか。
あの当時の出来事をもっと冷静に分解してみると
- 私は物事をストレートに表現する
- これがいい!と思ったら、空気を読まずに発言する
という単なる特徴がまずあって。
- 自分より強く発言をしている子がいると意見を言えな区なる子がいる
- 先生はたくさんの子たちが意見を交わせる場所を作りたかった(おそらくですが!)
こういう状況では私の「空気を読まずにバンバン意見をいう」が弱みとなるというだけなんですよね。
私が悪いわけでも、私が直さないといけないわけでもなく、単純に私の強みが弱みになる状況があるというだけです。
思い返してみれば、私の「空気を読まずに意見をバンバン言う」という特徴のおかげで、クラス運営が助かっていたことだってあったはずですもん。
例えば、先生からの問いかけで空気がシーンとしちゃった場面で「私はこう思います!」と口火を切ったりしていましたし。
先生にこっそりお礼を言われたこともあります。
同じ「空気を読まないで意見バンバン言う」でも、状況が変わればこんなに評価が変わるんですよね。
自分の「強み」とは?

ひとは誰でも特徴をもっています。
その特徴が「強み」となるか、「弱み」となるか、それは環境が決めます。
だから私たちは、自分の特徴が「強み」となる環境にたどり着くことを頑張ればいいのです。
どんな人にでも100000%強みはあります。
もうこれは絶対絶対絶対絶対絶対あります。
「自分の強みはこれ!」と言える人と、「自分に強みなんてないよ」となっている人の違いは
- 自分の特徴を認識しているか
- 自分の特徴を受け入れて、それを磨くことにエネルギーをかけているか
- 自分の特徴が「強み」となる環境に自分を置いているか
の違いでしかありません。
自分のことを否定しているとき、あなたの特徴を「強み」として認識はできてないかもしれません。
むしろ「嫌いなところ」とか、「直したいところ」と思ってしまうかもしれません。
でも、その「嫌いなところ」とか、「直したいところ」があなたの特徴です。
そしてそれが「強み」になる環境を選べばいいだけです。
子供時代の思い出や、社会に出てからの体験で「これは自分のダメなことろ」という思い込みに縛られていたら、特徴を「強み」と認めるのは難しいこともあると思います。
むしろ
「こんなものが才能だなんて認めたくない!」
「もっとかっこいいのがいい!!」
「こんなものが強みでも使い道ない!」
「この特徴のせいでこれまで苦労してきた!」
と思うかもしれません。
でも、それがあなたの特徴で、使いこなしていかないといけないものです。
あなたにはあなたの強みがすでにあります。
強みをつくろうとする必要はないのね。
もうあるから。
あとはそれを認めるだけだから。
そして、【特徴】を【強み】として活かせる場所で思う存分輝くだけです。
直そうとしなくていいんです。
変えようとしなくていいんです。
変えるのは自分の特徴ではなくて
あなたが居る場所です。
自分の嫌いなところや変だと思うところがあればあるほど、あなたは強みの塊ということです。
なのでとっとと降参してください。
自分が強みだらけの最高な人間だと認めてください。
応援しています。
三上みひろでした!!