こんにちは。
三上みひろです!
自分を知るためにノートとペンをしたらいいよと言われ、将来についてや、やりたいこと、ふだん我慢していること、なりたい姿をノートしようと思うんですが、途中で手が止まってしまいます。そういう場合はどうしたらいいですか?
突然、すみません。笑
大好きな漫画「ダンス・ダンス・ダンスール」の16巻でなんと!
ノートを使って、自己分析していくシーンがあったので、そちらから引用させていただきました。
手が止まったときの対処方法は…
それでも手を動かす!
頭に浮かんだことを片っ端から書き出していきましょう。
テーマに関係ないようなことであっても、頭に浮かんできたらどんどん書く。
例えば、叶えたいことについて書き出そうと思っているのに…
「今日の夕飯なにつくろう」
「もうちょっとでお迎えの時間だ」
「なにも思いつかない」
「この時間、無駄な気がしてきた」
「私なにやってるんだろう…」
なんていうことが思い浮かんだら、それを書き出しましょう。
繰り返しになりますが、関係ないようなことであっても
頭に思い浮かんだことはすべて書き出しましょう。
頭の中で考えるのではなく、ノートの上で考えます。そのためには、思い浮かんだことを書き出すことは絶対に必要です。書き出さないかぎり、考えたり、深めたりするきっかけさえもないからです。
ノートで自分自身と向き合いはじめたばかりの頃、手が止まることははよくあることです。
この手が止まる現象について、いろいろな表現を耳にします。
- 何かが邪魔して書けない
- 頭が真っ白になる
- 脳みそが石になったような感じがする
- 身体がカチカチに固まって人形になったようだ
- 目の前に大きな壁がどーんと現れてびくともしない感じがする
- 自分の周りに見えない膜があるようだ
それでも解決策は同じ。
とにかく手を動かす。
頭に浮かんだ言葉を片っ端から書き出す。
この女の子(生川夏姫)の場合だと
「ダメだ…なんでだろう、書けない。」
「誰に見せるわけでもないのに、何かが邪魔して書けない。」
とノートに書いてもいいかもしれません。
このあと彼女は、自分自身が逃げていたこと、そして本当に求めていることに気がつきます。
漫画のストーリーを解説するのが目的ではないので、この後の展開は秘密です。笑
気になる方はぜひ!漫画を読んでみてください!
現在、20巻まで発売されています。
ノートで自己対話すると、手が止まることはよくあります。
それは
- 本音に気がついたら変わらないといけない
- 変わるためには勇気をだす必要がある
- 今の生活がガラッと変わってしまうかも
- 本当に求めていることに気がついたとして、私にそれだけの才能はあるの?
惨めな思いをするかもしれない。変化を恐れる気持ち。全てを失うかもしれない恐怖。自分には不釣り合いと思う羞恥心…。
色々理由はあると思います。
これらについては、本音に気がついてから考えればいいこと。
「どんな本音でも大丈夫!大丈夫!」
「途方もない願いでも、惨めな思いなんてしないから大丈夫だよ!!」
と自分を励ましてあげるのもいいかもしれません。
あともう一つあるのは、これは知らないだけだと思うんですが
ノートをしたら、ズバッと答えを出さないといけない!
という思い込みがある人もいると思います。
この思い込みがあると
- 解決に関係ありそうなことだけに思考を制限してしまう
- 今の自分にできそうなことで思考を制限してしまう
ということをしてしまいがちです。
そうではなく
ノートの上で考える
ことに意味があるんです。
答えがズバリとでてくるのは、ノートの上で考えた延長上にあるものです。
ノートとペンをしていると、
「私は○○になりたいと思っていたんだ!」
「私は○○を嫌だと思っていたんだ!」
「私は○○という制限を自分に課していたんだ!」
などなど、自分自身を解放するような具体的な何かをズバッ!と発見することもあります。
ただ、ズバッと本質に至れることばかりではありません。
では、それは無駄か?
いいえ、そんなことはありません。(人生に無駄なことなんてない!的な意味ではなく)
ノートの上であれこれ思考する過程で、なんらかの発見は必ずあるはずです。
ズバリと答えをだすだけではなく、思考の過程での副産物も貴重なものです。
例えば冒頭の例を使うとすれば
例えば、叶えたいことについて書き出そうと思っているのに…
「今日の夕飯なにつくろう」
「もうちょっとでお迎えの時間だ」
「なにも思いつかない」
「この時間、無駄な気がしてきた」
「私なにやってるんだろう…」
私、直近のやるべきことばかり考えて、自分の人生について考えてこなかったのかもしれない。書き出せないということは、具体的に考えていないということだもんね…。
未来のことを不安に思っていたけど、具体的な未来像もないのになにを不安に思っているんだろう?
なんていう発見があるかもしれません。
これが思考の過程の副産物です。
副産物をゲットできるのは
ノートの上で考えていた場合のみ!
頭の中でコネコネ思考していては、同じところをループするだけで副産物をゲットできることは稀です。(ゼロとは言いませんが。)
ノートをしていて途中で手が止まってしまっても
とにかく手を動かしてみましょう!!!
ずっと動かすのはしんどい…という場合は、「手が止まったら5分タイマーかけて、手を動かしてみる。それでもダメなら、そこで今日は終わり!」なんていうルールをつくってもいいかしれません^^
応援しています。
それではまた!