結婚生活・夫婦関係

婚活で相手に求める条件「とにかく高学歴な人と結婚したい」←これがうまくいかない理由

こんにちは。三上みひろです。

【この記事の内容】

「コンプレックス」をパートナーで解消しようとしてはいませんか?

パートナーに求める条件は色々あると思いますが、もし婚活が上手くいっていないのであればその条件を見直してみましょう。

私の体験談で解説しています。なぜ「高学歴」にこだわっていたのか、そして「高学歴な彼」とうまくいかなくなってしまうのはなぜだったのか。

コンプレックスを解消を目的に恋愛していると、対等な関係を構築するのが難しいですよーという体験談です。

高学歴な男性と結婚すれば、私も頭がいいということになる!

私の婚活がなかなか上手くいかなかった原因の1つに

すごい人と結婚できたら、私もすごい人になれる!

コンプレックスは全て解消されて幸せになれるはず!

という盛大な勘違いがあったからです。

婚活中、私は「学歴」に異常なまでの執着をもっておりまして

年収よりも学歴!!!!!

容姿よりも学歴!!!!!

一緒にいて楽しいかどうかよりも学歴!!!!!

高学歴ならとりあえずほとんどのことは我慢できる!!!!!!!!

という上からなのか、下からなのかよくわからない状態になっておりました。

私は自分自身の「頭のよさ」にかなりコンプレックスをもっていました。

「私はバカ」というセルフイメージが長年つきまとっていて、本当に苦しかったです。

特に学歴に関しては本当に本当に本当にコンプレックスで、だから高学歴な男性と結婚したかったんですよね。

「結婚は同じレベルの人とする」というじゃありませんか。

今になって思えば「同じレベルってなに?」って感じなんですが、当時は信じていましたからね。

高学歴な人と結婚したら、私もパートナーと同じくらい賢いと認められたことになる!

結婚でコンプレックスを全て解消できる!幸せになるためにも高学歴な人と結婚しなければ!

と思っていたんですよ。本当に。

でも、全然上手くいかない。

そりゃそうですよね。

  • 高学歴な人から好かれる=私は賢い
  • 高学歴な人から嫌われる=私はバカ

という思い込みがあるわけで、さらに「頭の良し悪し」がコンプレックスになっているんですから嫌われるのが怖い。

「嫌われるのが怖い」は相手のことが好きだからじゃなくて、「高学歴な人に嫌われたら、自分はその程度ってことになってしまう!」という自分の価値が下がることへの恐怖です。

そんな風になってしまえば本音を話せなくなるのは当然。

そもそも自分の感覚に自信がない(こんな風に捉えてしまうのは私の頭が悪いからなんじゃないだろうか…と思ってしまう)からなにも話せない。

理不尽な対応をされてもNOも言えない。

上手くいくわけがない\(^o^)/

とにかく自分に自信がない。

「自分の価値は他人次第⇄他人次第だから自信がない」ここにハマっていることを自覚する

自分の価値は他人次第になっていたから価値がブレまくる。

他人次第だから自信がないんだけど、自信がないから他人次第になってしまう。

そのループからなかなか抜け出せませんでした。

抜け出すもなにも、自分がループにハマっていることさえ自覚がなかったんですけどね。

三上みひろ

私は自分のことを「高学歴なら誰でもいい変態性癖」だと思っていましたから。

まずは自分の好みが「好みではない。ただのコンプレックスだった…!」と気がついたことが変化への第一歩。

「変態性癖ではなく、自信がないだけだった…!」と気がついたときの記事が残っていたので一部抜粋しますね。

 


私は高学歴男性が好きでした。

高学歴であることに魅力を感じますし、価値があると感じていました。

それはなぜかというと、高学歴男性と付き合うことで

『すごい人(自分基準で)から認められている私ってすごいでしょ?』

と、他人から尊敬されたい欲求を満たすことができていたからです。

無意識下ではありますが、高学歴男性と交際することでコンプレックスが解消されたように感じ、優越感も感じていました。

私はこんなにすごい人に認められたのよ!と。まるで見えない敵と戦っていたようです。

でも、現実として高学歴な男性とお付き合いしたからといって私は私のまま。なにも変化はありません。

しかも『尊敬されたい』という欲求は他で満たすこともできますよね?高学歴男性と交際する以外にも満たす方法はたくさんあるんです。

むしろそちらは真剣に取り組んだ方がいい。自分で自分のことを成長させた方がいい。

自分が高学歴男性に執着する理由(高学歴な男性とお付き合いする=私もそのレベルの賢さと認められる気がする)に気が付いたら、

彼を『私の存在価値を高めてくれる男』ではなく『ただの男性』と思えるようになりました。

「ただの男性」と思えるようになったら、自分の本音や要望もすんなりと伝えられるようにもなりました。

今まではとてもじゃないけど言えませんでした。

嫌われたり、失うのが怖かったからです。

理想の人と交際すると「そのことで満たされている自分」が生まれます。

それはとても温かくて安心感があるものです。

満たされていなかったものが満たされるので、本当に本当に幸せなんです。

ただ安心で幸せな状態を手放したくないから、このままではだめと思いつつも行動できなくなるんです。

彼によって満たされる部分が多いほど、失うものが増えるので行動できなくなるんです。

行動すれば失敗する可能性が生まれますから。

そして、失敗すれば彼だけでなく、満たされた自分も失うわけですから。

その恐怖たるや、尋常なものではありません。

(2016年10月の記事)

2016年10月といえば…自分に毛布を買って暖めて「自分に優しくするってこういうことか!!!!」と号泣した頃です。

婚活・恋愛がうまくいかない人はその他のこともうまくいってない説

このコンプレックス沼を自覚して、コンプレックスを手放したところサクッと夫と出会い、交際0日で結婚しました。

夫と出会う直前に「もう学歴は気にしない。一緒にいて楽しいかどうかだけで決める!収入も気にしない。私はこれから好きな仕事をバリバリするんだから、私が稼げばいい!私が一緒にいて心から楽しいかどうかそれだけで決める!」と決めていました。

三上みひろ

ちなみに夫くんは国立理系大学院を修了していました。結婚してから勤務先や学歴等のプロフィールを知ったのですが、あんなに「楽しいだけ!!!!!」と決意したのに拍子抜けでしたね。

夫くんと出会ったとき、本当にとにかく楽しかったんです。

「こんなに楽しいなんてことある!?」というくらい楽しかったですし、毎日電話しても話がつきませんでした。

初めて会ったとき、焼肉奢ってくれなかったけど(しつこいw)そんなことどうでもいいくらい楽しかったです。

夫くん

焼肉に誘ってきたのはみひろさんだし、仕事関係での出会いだもんそりゃご馳走する方がおかしい感じになっちゃうじゃん!笑

確かに…。笑

話がちょっとずれちゃいましたが!

それまでは自分が楽しいかどうかなんてどうでもよかったんですよね。

自分が楽しいかどうかよりも、その人と一緒にいたら自分の価値がどれだけ上がるか?にしか興味がなかったし、価値が上がる人と一緒にいることに幸せを感じていました。

夫と出会うまで、婚活デートは全然楽しくなかったんですよ。

でも、繰り返しになるけど、「私が楽しいかどうか」なんてどうでもよかったのです。

「馬鹿な私(セルフイメージ)が楽しいと感じることはどうせくだらないこと。」

「楽しいと感じないことの方が自分のためになっていい。」

三上みひろ

そういう人生の楽しみ方が好みだった時期なんですよね。ドMですね。

さらにドMな私はふだんから

  • 普段から我慢しまくっていて、楽しくないのがデフォルト
  • 私なんて全然ダメ!楽しいだけでいい〜のレベルに達してない未熟な人間
  • 私なんかが一緒にいて楽しいと感じる人はやばい人に違いない

毎日が楽しくないことが当たり前すぎて!笑

恋愛が楽しくないからといっても違和感がありませんでした!笑

恋愛に関するお悩みもよくいただきますけども、まずは「人生を楽しむこと」を自分に許可するのが大事だと思います。

そして「自分で自分のことを楽しませてあげる」をやりましょう。

そうすることで「恋愛に対する違和感」に気が付きやすくなります。

 

目の前の出来事をごちゃごちゃやるよりも、根本的なことをザクっとやっちゃたほうがはやいのです。

パートナーの条件に絶対に譲れないものってあると思うんですが

  • 楽しいからなのか?
  • コンプレックスを満たしてくれるからなのか?

チェックしてみるといいですね。

コンプレックスを満たしてくれる相手と一緒にいると「満たされる幸せ」はあります。

でも、もし「楽しくない」と感じているのであれば、自分の好み、パートナーの条件を疑ってみてもいいかもしれません。

応援しています。

三上みひろでした!!!

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三上みひろ
これから書きます