こんにちは。三上みひろです!
「家事をもっとラクにしたい!」
ということで、お掃除ロボットの導入を検討中。
これまでも「欲しいな」とは思っていたんですが
- ロボット掃除機は本当に使えるのか?
- 「使えない」という噂も聞いているぞ?
- ロボット掃除機本体のメンテナンスが面倒くさいんじゃないの?
- 『ロボット掃除機=ルンバ』と思っているけど、日本製はどうなの?
- 正直、何を基準に選んでいいかわからない。
悩んでいるくらいなら、レンタルして検証してみよう!
そんなわけで
iRobot ルンバi7+
パナソニック RULO(ルーロ)MC-RSF1000-W
この2機種をレンタルしました。
どちらも各メーカーで上位モデルと呼ばれるものです。ハイスペック同士の戦いです!!
もくじ
ロボット掃除機に求めること
ロボット掃除機に求めることは
- 掃除機をかけなくても、髪の毛が落ちていない程度に綺麗にしてくれること。
- 掃除の予約ができて、全部屋の掃除が一度にできること。
さらに欲をいえば
- ゴミ捨てやブラシなどのお手入れが簡単なこと
- 床に物があっても(うっかり置きっぱなしにしたコードとか)自動で避けてくれること
- 音が静かなこと
価格は安いほうが嬉しいですが、価格よりも機能を優先します。一度買えばおそらく3年ほどのお付き合いになると思いますのでね。
検証|掃除の仕上がりは?
ルンバもルーロもどちらも満足以上の仕上がりです!
「この部屋、掃除してないじゃんー!」
「部屋の隅、ほこり残っているよー!」
なんていうことはなし。
ルンバもルーロもマッピング機能(部屋の形や障害物の位置を記憶)があるので、掃除をさせればさせるほど賢くなって効率よく掃除できるようにもなります!
ロボット掃除機が我が家にやってきてから、スティック掃除機の出番がほとんどなくなりました…。
「小麦粉こぼしちゃった!」とか、そういう部分的に使うときくらいしかスティック掃除機を使っていません。
それくらい満足な仕上がりです。
検証|使いやすさはどう?
僅差ですがルンバの勝ち!
使い方はどちらも簡単です。
- 充電器(ホーム)をセット
- ボタンを押す
だけ!!!笑
あとは全ての部屋のドア(掃除して欲しい部屋)を開けて待っていればOKです。そうすれば全部屋ぐるぐるまわって、マッピングしつつ掃除してくれます。
さらに専用のアプリを使えば、
- 掃除の予約
- 侵入禁止エリア
- 掃除して欲しいエリア
を設定できたりもします。
iRobotもPanasonicもアプリでできることはほぼ一緒。(すんごく細かいことをいえば、微妙な違いはありますが!)
まったく難しいことはなく、直感的に使えるタイプのアプリです。
このブログを読めている時点で、アプリの使いこなしスキルに問題ないと思います。
ではなぜルンバが勝ちなのか!?
それは以下の2つです。
ルーロ、バーチャルウォールがない問題
ルンバには【バーチャルウォール】という、侵入禁止エリアをつくれるアイテムがあります。
ルーロもアプリで【侵入禁止エリア】を設定することはできます。
しかし!
そのためには一度、侵入禁止エリアにしたい場所を走ってもらう必要があるんです。笑
(それ、意味ないじゃんー!!!!)
例えば我が家の場合、夫の部屋と玄関にはロボット掃除を侵入させたくありません。
玄関を掃除したブラシで部屋中掃除されるのは勘弁してほしいじゃありませんかー!
夫の部屋に関しては、扉を閉めることで対応できますが、玄関に関しては
- 一度走らせて、ルーロにマッピングさせる
- 掃除のたびに、物理的な壁をつくる
必要があります。
これが…すごく手間…。笑
最初は物理的な壁を作っていましたが(その辺から色々なアイテムを集めてきてw)、「毎回これをやるのは時間の無駄だ!!!」ということになり、ルーロに玄関を走らせてマッピングさせました。
1回で覚えてくれて助かりました…。
一度、マッピングさせてしまえば問題はないんですけどねえ。
ルンバのバーチャルウォールの手軽さを体験したあとだったので、なおさら手間に感じでしまいました。
ルーロ、ホームに帰還しない問題
ルンバはホームベースに帰還しないということはゼロでした。
でもルーロはなぜかホームに帰らないことが頻発しています!笑
設置場所も問題ないし、「なんでだろう?」と思っていたら、原因のひとつはホームベースの軽さにあるっぽいです。
ルーロはホームベースが軽いので、起動時に本体の衝撃でホームベースが動いてしまうことがあるんです。
さらにその衝撃で、電源コードが抜けちゃうことがあるみたいなんですよね。
そうなると本体とホームベースの通信が切れてしまい、ルーロが帰宅難民になっちゃうみたいです。
ただ電源コードが抜けているわけでもないのに、ホームベースに帰還しないこともあって!
ルーロがホームに帰還しない理由がよくわからないので困ってます。笑
もしかしたらコードをグチャッとまとめていたのがよくなかったのかもしれません…。
検証|うるさくない?騒音が気になる!
音に関してはぶっちぎりでルーロの勝利!!
はっきりいってルンバはうるさいです。
我が家は(特に夫)が、ルンバの「音問題」がクリアできないと、購入は厳しいかなーと思っております。
「え!?もう、この音の静かさだけでルーロ一択でしょ!」とまで言ってます。笑
ルンバ、モーター音がうるさすぎる問題
掃除機なのである程度の動作音は仕方がないのはもちろんわかっております。
が!それにしてもルンバのモーター音はうるさいと思う!
ルンバの動作音が気になりすぎて「他に静かな機種はないのか?」と辿り着いたのがPanasonicのルーロ。
これでもし、ルーロも同じくらいうるさければ、「ロボット掃除機とはそういうもの」と諦めることもできたかもしれません。
しかし、ルーロは動作音がかなり静か!!
いやね、もちろん動作音はありますよ。なんせ掃除機ですから。笑
ルーロも「ウィーン」とか、「シュシュシュシュシュー」とかいいます。
ただルンバと比較すると、ルーロは相当に静かです。
ロボット掃除機は1回稼働させると(家の大きさにもよりますが)、30〜50分は稼働しています。
「外出している最中に稼働させるから問題な〜い」という場合もあるかと思いますが、我が家は賃貸マンションなんですよね。笑
そうなると騒音問題は無視できないということです。
ルンバ、「壁ドン!」がうるさすぎる問題
ルンバにはカメラが内蔵とセンサーが内蔵されていて、障害物に当たらないようになっているはずなんですが…
家具にも壁にもガンガンぶつかります。笑
ぶつかったら避けるが基本動作です。
家具は100歩譲って許せるとしても、壁はダメ。
繰り返しになりますが、我が家は賃貸マンションなのです!
家具ドン!はよくても(よくないけど!!)、壁ドンは絶対ダメ!!
一方、ルーロは壁や家具にガツンと当たることがほぼありません。
たまに振り向きざまにお尻部分がコツンと当たることはありますが、頭から突っ込んでガンっ!みたいなことはありません。
- 壁にも家具にもぶつからない!
- だけど家具の足元や、壁の隅まで徹底的に掃除してくれる!
- サイドブラシが徹底的にゴミを書き出し、ヌメヌメと動いて掃除してくれる!
この点でルーロが圧勝していると思います。
検証|お手入れの手軽さはどっち?
お手入れの手軽さは断然ルンバ!
ルンバは基本的に何もしなくていいんです。めちゃくちゃラクチン。笑
「お手入れ?何それ??」がルンバです。笑
ルーロのお手入れが大変なわけではありません。
ただルンバのお手入れの簡単さが異次元レベルなのです。
ルーロだってお手入れは簡単ですよ。ただルンバのお手入れの簡単さを知ってしまうと、「ルーロ、手がかかる子…」という感じです。
ゴミ捨てが週1回か、2ヶ月に1回か
パナソニックのルーロは、ゴミ捨てが1週間に1回程度必要です。
ダストボックスはコンパクトなんですが、ゴミを圧縮する機能がついているので、見た目よりもたくさんゴミを溜め込めます。
リビング、キッチン、私の部屋、寝室、洗面脱衣所、廊下を毎日掃除してもらっても、ゴミ捨ては週1回程度。
さらにゴミがぎゅっとまとまっているので、散らばったりすることもなくすんなりと捨てることができます。
ボタンをポチッと押せば蓋がパカっと開いて、ゴミがサッと捨てられます。
十分優秀ですよね!
ただルンバはもっとすごい。
ルンバi7+にはクリーンベースがついていて、掃除が終わったら勝手にゴミ捨てをしてくれるのですよ。
最大60日分、ゴミをまとめてくれる!
ゴミ捨てが2ヶ月に1回でいい!
何それ!最高!!
しかもゴミ捨てもすごく簡単。「引っ張り出すだけ」でいいんです。笑
めちゃくちゃ簡単。まわりも一切汚れない。
簡単とはいえお手入れが必要なルーロ。
そしてほぼお手入れのいらないルンバ。
この項目はルンバの勝ちですね!!
回転ブラシのゴミとるの面倒くさい問題
掃除機の回転ブラシのお手入れって面倒くさいですよね。
私は自慢じゃありませんが、本当に超面倒くさがり屋なんですよね!
だからロボット掃除機の性能も重要だと思いますが、このお手入れの手間というのも見逃せない。
ここでもルンバが最強なんです。
ルンバはゴム製のブラシを採用しています。
1週間ほど使った状態ですが、髪の毛やほこり等々のゴミが絡まっておりません!!(感動)
すごいー!これはすごく便利ですよね!
私、掃除機のブラシに絡まったゴミをとるのが大っ嫌いで。笑
このブラシに感動しました!!!
一方、ルーロ。
このブラシのおかげで、綺麗のクオリティをあげてくれていることはわかるのですが…!
こんな感じでゴミが絡まります。(使用10日目)
閲覧注意です!
コードレスタイプの掃除機と同じ程度のメンテナンスなので、特にマイナスポイントにするようなことではないのですが。
「ラクをしたいからロボット掃除機がほしい!」という私からすると、ちょっと手間だな…というのが本音ですね。
まとめ
掃除の仕上がりに関してはルンバ(i7+)もルーロ(MC-RSF1000-W)も期待以上の働きをしてくれました!
むしろ毎日掃除をかけてくれるので、私が掃除機をかけるよりも綺麗です。笑
ただどの機種を選ぶかは住環境によると思います。
- マンション等の集合住宅に住んでいるなら「静音性」が高いもの
- 家具や家電、壁に絶対にぶつかって欲しくないなら「センサー精度」の高いもの
- 侵入して欲しくない場所がたくさんあるなら「バーチャルウォール」を設置できるもの
等々。
もし私が戸建て住居に住んでいたら、おそらくルンバi7+を購入していたと思います。
夫は家具への衝突をかなり嫌がっていましたが、私はルンバi7+のお手入れのラクさに魅了されまくっているからです。笑
ただ実際、私は賃貸マンションに暮らしていますし、今後も賃貸マンションに暮らし続ける予定です。(ライフプラン的に)
そうなると音の優先順位が一気に上がるので、「ルーロが一番いいかなぁ」というところです。
でも、まだ決め切れていません!
もうちょっと改良されて、パナソニック製にも自動ごみ収集機がつくのを期待しちゃってるんですよ。
でも、いつになるかわからないし、ロボット掃除機があるだけで掃除がラクになるのは間違いないわけで。おそらくルーロを買うと思いますが、現時点では断言できないという感じですね。笑
週1回のゴミ捨てと、掃除機をかける手間を比較したら、断然週1回のゴミ捨ての方がラクなんですけどね!
ついついあれもこれもと欲張ってしまいます。笑
それではまた。
三上みひろでした!