こんにちは。
三上みひろです!
今日は私の大好きな漫画
「キングダム」
にとっても勉強になるシーンがありましたので、そちらをご紹介します^ ^
「キングダムで勉強?歴史??」
と思ったかた!!ノンノンノン( ^ω^ )ですぞ。
キングダムは”情報の重要さ”を学べる漫画です!!
情報化社会、情報は大事、アンテナをはって情報をキャッチ…など、よく耳にする言葉かと思いますが、いかに情報が重要なものなのかということがキングダムを読むとよーーーーーーーーくわかります。
また少ない情報で仮説を立てるには、膨大な知識が必要ということもよーーーーーーーくわかる良質な漫画です。
情報社会に生きる私たちは必読です^^
キングダムまったく知らないよーという方のために、簡単に内容をまとめるとこんな感じです。
時代は中華統一前の春秋戦国時代。
主人公の国である秦(しん)は本格的に中華統一に乗り出します。
その事に気付いた趙の李牧(りぼく)と楚の春申君(しゅうしんくん)は、合従軍(韓、趙、魏、楚、燕、斉)を起こし、秦と戦争になります。
秦(しん)という国が、「他の国をぶっ潰して一つの大国にするぜ!」と言いだしたので、他の国々が「そんなことさせてたまるかー!」「俺たちの国は俺たちのものだー!」という感じで連合軍をつくります。
秦(しん)VS 合従軍(6つの国の連合軍)
明らかに秦(しん)が不利です。
さて、ここからが本題。
舞台は函谷関(かんこくかん)の戦いです。
函谷関(かんこくかん)は秦(しん)の関所。
この函谷関が攻め落とされると、秦(しん)は国の存在が一気に危うくなります。重要な拠点で、攻める方も守る方も命懸けの戦いを繰り広げています。
そんな戦での出来事。
合従軍の李牧(りぼく)は、オルドという名の武将にこんなことを伝えます。
李牧(りぼく):「王翦(おうせん)は”勝てぬ戦はしない”という性分だということです」
↓
秦国(しんこく)にとってはどうみても不利な状況。
それなのに王翦(おうせん)は戦場にいる。
つまり”勝てる”と思っているからだ。
「勝負あった!」と思っても、それは相手の罠かもしれないので最後まで気をつけるように。
ということを伝えたいんだと思うんです。
ちなみに王翦(おうせん)は秦国(しんこく)の将軍のひとりです。主人公の仲間ですね。マスクつけている人です。
その王翦(おうせん)ですが、オルドの部隊に攻められるとあっさりと戦場を捨て、姿を消します。
それをみたオルドがこんな発言をします。
おっと雲行きが怪しいぞ\(^o^)/
李牧(りぼく)からのメッセージをオルドはどう受け取ったかというと…
李牧(りぼく):「王翦(おうせん)は”勝てぬ戦はしない”という性分だということです」
↓
オルド:(なるほど。逃げ足がはやいということか( ̄∀ ̄))
李牧(りぼく)が伝えたかったことがオルドにはまったく伝わっていません。
これ以上はネタバレになってしまうので差し控えますが、オルドは「勝った!」と思い込み完全に油断します。笑
こういうことって日常でもよくあると思うんですよね。
- 伝えたつもりなのに伝わっていない。
- お願いされた通りにしたはずなのに、なぜか相手が不満げ。
- 話し合いがいつまでも平行線
などなど。
そんなときは、この漫画のシーンと同じようなことが起こっています。
人と人は同じ言葉を聞いても解釈が違うし、解釈が違えば行動が違います。
そういうときは「言葉を同じ意味で使っているか?」をチェックしてみるといいと思います。
私も昔、夫と「スーパーの買い物」の意味が違って驚いたことがあります。笑
スーパーで買い物は”生活をまわすための作業”だからさっさと終わらせたい。
スーパーで買い物でも、ふたりで出掛けるなら”デート”でしょ?
なんだか噛み合わないなとか、どうしてそうなるの?と思うとき、相手と自分の”言葉の解釈”を聞き合ってみるといいですね。
オルドと李牧のことを笑えないほど、噛み合っていないことはよくあることです。
それではまた!
応援しています。
三上みひろでした^^