大人の教養-バレエ・絵画・映画

夢はノートにかくべし!「いつかやりたい」を即実行すると人生は変わる!

こんにちは。

三上みひろです!

SOMPO美術館で開催中の『ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ』に行ってきました。

さて、美術展の感想…のその前に!

これだけはどうしても伝えたーい!

夢はノートに書くのがおすすめ。

書いておくだけで、本当に叶っちゃうんですよ!

書くだけ!書くのはただだし、書いちゃおう!

私、今回またひとつ夢叶いました^^

夢ノートに

「美しい絵の前にあるソファに座って、ぼーっとしながら絵を堪能してのんびりと贅沢な時間を過ごす。感動をじっくりと味わう。場所は海外の美術館」

と書いてあったんですが!

これが叶いました!!

すごいすごいすごい!!!(興奮)

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”海外の美術館”ではなく、”新宿の美術館”でしたが。笑

なぜ海外と限定していたかというと「日本の美術館は激混みだから逆立ちしても叶わない。不可能」と思っていたからでした。夢に余計な制限をかけてはいけませんね!

私がぼーっとさせていただいたのはこちらの作品(↓)と『関税吏の小屋、荒れた海』

どちらもクロード・モネの作品です。

クロード・モネ「ベリールの岩礁」
出典:https://musees-reims.fr/oeuvre/les-rochers-de-belle-ile

モネの絵の前にあるソファに座ってぼーっとする時間。ぼーっと座って、ふと気になったことがあったら立ち上がって近寄って見て、またソファーに戻ってぼーっとみて…。満足いくまで満喫しました。

なぜこんなわがままな鑑賞が可能になったかというと、そのとき展示室にわたしひとりだったからです。(2人くらいいらっしゃったタイミングもありましたが)

こんなこと…ある???首都圏の、都会もど真ん中、泣く子も黙る”新宿”よ???ミラクルすぎる!!!

フェルメールの最高傑作ですから、さすがに先客がいましたが、閉館時間も近づき、人影もまばらとなると、展示室には筆者一人しかいない状況となりました。

それからの二〇分間、持参した中望遠の明るいレンズで細部まで撮影し、撮影後は物音一つしない静寂の中でフェルメールの世界を心行くまで没入することができました。

なという幸運!至福の時間!このときの鮮明な記憶と一〇数枚の高解像度の写真は、筆者の貴重な財産となりました。

引用:小倉康之監修『ビジネスエリートのための!リベラルアーツ西洋美術』4章4節より

この文章を読んだときに「私もこんな体験したい!!!」と思ったので、すぐにノートに書き留めておいたんです^^

うわわわわわ叶ってしまった!(大歓喜)

本当に言葉で言い尽くせないほどに贅沢な時間でした。幸せ。

西洋絵画をじっくりとみたのは今回が初めてだったんですが(過去に婚活の一環で観たことはある!笑)、想像を超えた体験でした。

やはり本を読んだり、画集をみてわかったつもりになっていたところがありました。実際に鑑賞を体験したところ、五感がオーバーヒートしてバグりました。

(美術展のあと、新宿でお買い物したんですがお買い物をしすぎました。これはおそらく絵画の影響…。笑)

というのは冗談だとしても、絵は所詮「絵」と思っていたんです。遠近法だ陰影方だなんだかんだといっても、2次元でしょ?と思っていました。

でも全然違いました。TOHOシネマズのMX4Dも凌駕するほどに、五感をめちゃくちゃに刺激してくるではありませんかー!!

絵が動いているようにみえるのは序の口( ̄∀ ̄)

ギュスターブ・クールベ「レマン湖の岸辺(急流)」
出典:https://musees-reims.fr/oeuvre/bords-du-lac-leman

波も雲も動いてみえるー!!

それこそ企画のタイトルになっているコローの作品に、前にも後ろにも絵が飛び出していて、頭の中が混乱して息がハッとなって、心臓がギュッとなったものもありました!

ぜひご紹介したかったのですが、ライセンスフリーになっている画像が見当たらなかったので紹介できず…。残念です。

どこからともなく香りが漂ってくる作品もあったり…

アンリ=ジョゼフ・アルビニー『晴天のサン=プリヴェ』
https://musees-reims.fr/oeuvre/de-saint-prive-a-bleneau-souvenir-de-l-yonne

この作品をみていると、乾いた土の香りを感じます^^

それから面白かったのが、じーっと眺めていると自分が絵の中に入り込んでいる感覚になる作品です。

ウジェーヌ・ブーダン「ベルク、船の帰還」
出典:https://musees-reims.fr/oeuvre/berck-le-retour-des-barques

ウジェーヌ・ブーダン「水飲み場の牛の群れ」
https://musees-reims.fr/oeuvre/troupeau-s-abreuvant

どちらもだんだんと「私も絵画の中にいるんじゃないだろうか?」と不思議な感覚になっていきます。大袈裟ではなく、本当にそう思うんです。

最初、自分がそう感じていることに気が付けなくて。

でも、他の絵を観ているときと「何かが」違う。

その”何か”はなんなのか?(日本語がややこしい)

それくらい自然と絵のせいと現実の世界の境界線をあやふやにしてくる作品だと感じました。

三上みひろ

私が特別感受性が強いわけではなく(その証拠に、8割の作品からはなにも感じることができませんでした…)、絵画のもつパワーがすごいんだと思います。あと相性?体験してはじめてわかりました。

今回、美術展にいって決意を新たにしたことがあって

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「いつか」はもうやめる。

できうる限り「今すぐ」を目指す。

というもの。

昔からあるもの、とくに歴史的・文化的に価値があるとされる建造物、絵画、彫刻、工芸品、そういったものはこれからもずっとあると思いがちだけどそうとは限らないんですよね。

今回の作品もまた次回も観られるかどうかはわかりません。

数百年に渡って残ってきたものは、今後も数百年残り続けるだろう…とついつい考えてしまうのだけど、だから「その気になればいつでもできる!」と思って「いつか」と先延ばしにしてしまうのだけど、冷静に考えると月日が経つにつれて維持し続けるのは大変。

残っていないとしても不思議ではない。

強奪されたり破壊されることだってあるし、環境変化によって劣化したり消失したり、修復作業で全くの別物になってしまうこともある。

裁判によって元の持ち主のもとに戻されて(それ自体は素晴らしいこと!)一般人は鑑賞できなくなることもある。

存在自体が消えてしまうこともあるし、存在はあったとしても見えるところにいなくなってしまうこともある。

だから「いつか○○に行ってみたいな〜」「いつか○○を体験したいな〜」「いつか○○をみたいな〜」と思うことがあるのなら、できうる限りのはやさで”即実行”する。

いつかはもしかしたらないかもしれないからね。

こんな決意までさせちゃうなんて絵画すごいよ、ほんと。

関東近郊にお住まいの方はぜひ。

ではまた!

美術展の予習はする?

美術展は予習する派としない派がいるそうで、どちらが正解ということはありません。

私は「予習する派」でして、予習したことを記事にしています。

参考になることがあれば幸いです^^

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三上みひろ
これから書きます