こんにちは、三上みひろです。
【この記事の内容】
質問:苦手なことに取り組むとき、「嫌だなぁ…」「やる気が出ないな…」と思いながら嫌々取り組んでいます。
苦手なことに取り組むときに、どんなことをモチベーションにして取り組んでいますか?
回答:やる気でなーい。しんどーい。つらーい。と思うことはありますが、そんなときは感情に振り回されるのをやめて、淡々と行動を積み重ねることに集中します。
さらにいえば、好きなことや得意なことでもその日によっては「めんどい…気分じゃない…」となることはあります。
好きなことであれば毎日ワクワク!サクサク!は幻想なんですよね。
「嫌だな〜」という気分が強いとき、タスクに取り組むときの思考はこんな感じです
- それが自分の人生にとって重要なことであれば感情に振り回されず淡々とやる
- 能力の克服は基本的にやらない。今の自分でうまくいく方法を考える
- 当たり前の基準を変える必要があるなら頑張って淡々とやる(不快を受け入れる)
- 抵抗感の理由を探す。心理ブロックなら解除、不慣れならタスクの細分化をする。
本当に欲しいもの、自分が叶えたい未来のためであれば、感情に振り回されず淡々と行動を積み重ねます。自分の感情は「過去の経験」からの単なる反応だからです。
そして、「嫌だ」と思っている自分を疑い、「当たり前」の基準を変えていきます。
目的が重要!それはなんのためにやっているの?
苦手なことに取り組むとき「嫌だな」と思いながら取り組む。
嫌だなと思いながら取り組むせいか、集中もできないしダラダラしてしまう。
あると思います。
なぜそれをやるのか、によって対応は変わります。
- 自分の人生にとって重要なこと
→淡々とやる - 自分の人生には重要ではないけど、やらないと面倒なことになること
→手抜きしてできる方法を探す - 自分の人生に重要でなく、やらなくてもいいけどなんとなくやらなきゃと思い込んでいること
→即やめる
自分の人生に重要なことであれば、問答無用でやります。
好きなことを仕事にしていても苦手な業務はあるし、自分の夢を叶えるために「当たり前基準」を変える必要があって「し、しんどいー!」となることもあります。
負荷が強ければ強いほど、サボりたくなる頻度も増えます。
この解決策は
「モチベーションに頼らず淡々と行動を積み重ねる」と決める。
これだけです。
好きとか嫌いとか、気分が乗っているとか気分じゃないな…とか、その日の気分にはかなりの変動があります。
タイムログをつけるとよくわかりますが、「やる気まんまん!絶好調だぜー!」みたいな日のほうがむしろ少ないくらいです。
「可もなく不可もなく(最も多い)」「ちょっと集中できないな」みたいな日のほうがむしろ多いんですよね。
だから「今日やる気でないよー!えーん!モチベーション上げなきゃ!やる気出さなきゃ!」なんて思う必要なし。
「やる気ないのがむしろふつう。こんな自分でも淡々と行動を積み重ねるには?」と考えたほうがいいのです。
新しいことに挑戦したり、新しいステージに突入しそうになると心理的ホメオスタシスが働いて、やる気にブレーキをかけることがあります。
感情がむしろ嘘。嘘に付き合っている暇はありません。
それを知っているから「やる気や気分に左右されるのはやめよう」と決めることができました。
自分の人生には重要ではないけど、やらないと面倒なことになること
このときは「嫌だな」という気持ちを乗り越える必要はなし。
嫌なのだから、やらなくて済む方法をとにかく考えましょう!
- なるべく簡単にできる方法を考える
- 自分でやらなくていい方法を考える
- 回数を少なくさせる方法を考える
などなど、これらはとにかく手抜きをしてOK。
本来ならあまり時間を使いたくないことですから、ラクする方法を徹底的に考えます。
私は「家事に時間を使うのは嫌だな」と思っていたので
- ロボット掃除機の導入
- ネットスーパーの活用
- ホットクックで時短&簡単調理
- 家事代行サービスの利用
と嫌なこと(楽しくないこと)をやらなくて済む方法を徹底的に考え、実行しています。
自分の人生に重要でなく、やらなくてもいいけどなんとなくやらなきゃと思い込んでいること
惰性の飲み会とか、流行りのテレビドラマをなんとなく観るとか、そういうのが当てはまると思いますが
キッパリとやめます。
乗り越える必要なし!
嫌だなと思っていることを、ポジティブに考えるようにして乗り切ろう…とする必要もなし!
自分の人生にとって重要ではないのだからやめるだけです。
即やめましょう。
やめる一択です。
「やめる」以外の選択肢はなしです。
モチベーションに左右されずに、淡々と行動を積み重ねるには?
人の心には「怠けたい」という欲求があります。
誰にでもあります。
好きなことをやっていようが、嫌いなことをやっていようが、得意なことをやっていようが、苦手なことをやってようが「怠けたーい」と思うタイミングはあります。
もちろん「苦手意識」が強ければ強いほど、「逃げたい」「避けたい」「怠けたい」という気持ちは強くなります。
苦手だから怠けたい…それは誰にでもあることですが!
夢を叶えたいだとか、目標を達成したいとなれば、気分に左右されずに淡々と行動を重ねて実力をつけていくことが重要です。
そこで必要なのが「モチベーションに左右されないで淡々と積み上げるスキル」です。
- タスクを具体的にして5分〜25分で終わる内容まで小さくする
- その日の集中力に合わせて5分〜25分程度を1タスクにして取り組む
- 机に座ってとりあえずはじめる。○分経過しても集中できないなら休憩すると決めて取り組む。(約束を決めて守ること。自己信頼に繋がります!)
苦手な仕事の正体は
- 作業の工程数が多くて見通しが立たない
- 思考錯誤が必要で終わりのゴールが見えない
- 慣れていない作業があり時間の見通しが立たない
- 心理的ブロックがある
- 能力的に向いていない
※この場合、早々に撤退し、他のアプローチを考えることをおすすめします。
です。
苦手意識のある仕事、なぜ苦手意識があるかというと
なんかよくわからない部分があるから。
そしてよくわからない部分をそのままにしているから。
なんですよね。
心理ブロックも「よくわかっていない」に含まれます。
さらに頭の中で妄想を始めたりすると大変!
実際の労力以上に「大変そうなイメージ」をどんどんと膨らませて、「うーん…。なんだか大変そう。後回しにしたい」という心理が働いてますます気が重くなるんですよね。
だから動きだしに「強いモチベーション」が必要になってしまう。
そこで対策として有効なのが、タスクを小さくすること。
【手帳Q &A】無理のない計画を立ててもスケジュール通りにできないにも似たようなことを書きましたが、
苦手と感じるのは「工程が複雑で見通しが立たない」「工程の数が多くて面倒くさそうだ」「作業の中によくわからないことがある」「作業の中に不慣れで時間のかかるものがある」だから苦手だと感じるわけです。
それならば、シンプルに・わかりやすく・見積もれるようにすれば解決です。
【タスク細分化のポイント】
- みただけで何をすればいいかすぐにわかるレベルに細かくする
- 精神的な負担がなく、行動を積み重ねられるくらいまで小さくする
- 25分で終わるくらいの内容にする
- 集中力が続かないひは、その日の体調に合わせて1セットの時間を短くする
モチベーションがわかない日や、集中がうまくできない日ももちろんあります。
そんな日は気持ちを高めようとするのではなく、行動面にアプローチすると効果的です。
ついつい「やる気がでる方法」を探してしまいがちですが、そんな方法を考えても意味がないので、気分に左右されずどんなときも5分だけやる!と決めてしまいましょう。
まとめ
大前提として「自分と自分の人生にとって必要なこと」に限ってですが
苦手なことに取り組むとき、むしろ得意なことや好きなことに取り組むときも
モチベーション頼りにしない!
これが重要なポイントです。
モチベーションややる気や気分のムラは当たり前にあります。
それらに左右されたり一喜一憂するのではなく、どんな自分でも淡々と行動を積み重ねていきましょう。
正直なところ、口で言うとの簡単ですが、実際に行動に起こし、さらに習慣化するのは大変なところもあると思います。
言われて簡単にできれば誰も苦労しませんよね。
でも、これができるようになれば大体の夢は実現できますし、今の自分が想像している以上の世界にいくことができます。
挑戦してみる価値、身につけてみる価値は十分すぎるほどあると思います。
好きとか嫌いとか、モチベーションがあるとかないとか、そういったものに左右されず「自分と自分の人生のため」の行動を積み重ねられる自分になっていきましょう。
応援しています。
三上みひろでした。